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川西・62匹の猫事件 ~猫達にあたたかい家庭を!~ 吉田明子(旧姓木下)高校茨木25期

川西・62匹の猫事件 ~猫達にあたたかい家庭を!~

皆さま、こんにちは。

高校茨木25期の吉田(旧姓木下)明子と申します。

 

私は「川西TNR・地域猫の会」という会に所属しています。

会員数7名の小さなボランティアの会です。

この会はもともと、野良猫を減らすために

野良猫をわなで捕まえ、不妊・去勢手術を施し、元の場所にもどして

一代かぎりの命を地域の中で見守っていく、という活動をしています。

この活動をTNRと言い、動物先進国では唯一の野良猫を減らす方法として共通に認知されていますし、

日本でもボランティアや行政がとりいれて活動しています。

野良猫で、耳の先がV字形にカットされていたり、ピアスしていたら、

その猫は手術済みという印です。

 

そんなふうに、ちまちま活動している私達が、今回大きな事件に巻き込まれてしまったのです。

新聞、テレビでも報道されましたのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、

川西市のペット禁止の市営住宅で、4,5年前に子供さんが拾ってきた複数の子猫を

手術せずに飼っていたら62匹になったというものです。

なぜそこまで増えたかと言いますと、、、猫は繁殖力が非常に強く、

一匹のメス猫は年間12匹程度の子供を産むことができます。

(ちなみにノラの子猫の場合は大人になるまでに、殺処分・事故・病気・天敵の存在などで

半分ぐらいは命を落とすと言われています)

当然その子供がまた産みますので、放っておけばそれぐらいになるのは当たり前なのです。

でも普通はそこまで放っておきませんよね。

 

 

 

実はこのお宅は普通とは少し違ってたのですが、そこのところは「川西 62匹の猫」などで

検索してみてください。

当初、猫は26匹という飼い主さんのお話でしたが、実際には4日間かかって62匹捕まえ、

全頭不妊・去勢手術をしました。(手術代は一応飼い主さんが負担する話になっています)

川西市が老朽化で入居募集予定のない別の市営住宅の1室を解放してくれ、そこに猫達をいれ、

私達会員が交代で猫達の世話をするとともに、

猫を引き取って飼ってくださる方を探しています。

 

劣悪な環境にいたにもかかわらず、健康状態は良好ですし、

少し怖がりですが、おとなしくて人懐っこく、しかも猫見知りもありません。

興味を持たれた方は、どうぞお気軽にご連絡ください。

お試し期間をもうけることも可能です。性格や先住動物との相性もみてください。

皆さま、どうかよろしくお願いいたします。

1匹でも多く良い環境で、できれば幸せに過ごしてほしいと願っています。

 

poymail@jttk.zaq.ne.jp

高校茨木25期吉田(旧姓木下)明子