会員のみなさま、この4月、桜を満喫されたでしょうか。
今年は、2月・3月前半が暖かく、桜の開花予測も、なかり前倒しの予報が出ましたが、3月後半の冷え込みで、結局は、桜前線も、従前どおりだったようです。追手門学院では、4月7日に、大手前中高、茨木中高の両校が、10日は、小学校の入学式が挙行されました。いずれも、すばらしい満開の桜のもとでの入学式でした。
追手門学院では、少子化現象にもかかわらず、小中高の先生方の頑張りで、それぞれ入学志願者が増加し、学院として喜ばしい傾向にあります。小学校の入学式では、小さな体の新入生が、校長先生の挨拶に、元気いっぱいに張り切って受け答えをしていました。私が、小学校の入学式で感動したことがあります。それは、新入生のために、式場の後列座席に待機して整然と座っている先輩の新6年生達の姿でした。新6年生全員が、イスの背もたれから身を離し、座席に背筋をピンと伸ばした状態で座り、キリッとした姿で、入学式の進行を見守っていたことでした。これこそが、追手門学院小学校の誇りとする教育の現れだと感心しました。小さいときからたたき込まれた礼儀教育は、一生身にしみこむものです。小学校は、すばらしい教育をしています。これを、中高も、そして大学もこの精神を受け継げば、追手門学院全体が、引き締まります。ぜひそうしていただきたいと思いました。
会員のみなさま、次は、総会でお会いしたいと思います。
2007年4月21日
校友会 山桜会 会長 川原 俊明