コラム , 卒業生だより , 活躍する卒業生

「瑞宝中綬章を受賞して」本多義治さん(小77期、大手前中・高20期)

瑞宝中綬章を受賞して

医療法人爽神堂 理事長 本多義治(小学校77期、大手前中・高20期)

 小学校77期、大手前中高20期の本多義治です。この度、令和6年春の叙勲で瑞宝中綬章を受賞することが出来ました。私は昭和54年に関西医科大学医学部を卒業し、精神神経科に入局しました。実家は泉南郡熊取町にある浄見寺というお寺で、初代の本多佐内がその境内に1599年(慶長4年)に爽神堂という医療施設を開き、明治になり七山病院という精神科病院となりました。曾祖父以来、代々院長を務めており、私は平成7年(41歳時)に医療法人の理事長、平成9年に院長に就任し、大阪の精神科医療のために長年にわたり尽力してきました。そのことを評価され平成24年(58歳時)に藍綬褒章を受章し70歳になった今年、叙勲することが出来ました。このことは、周囲の皆様方のお陰と感謝しております。これからも精神科医療の発展のために尽くすつもりでいますので、どうぞよろしくお願いします。