?追手門学院中高に勤務させていただき、今年(2010年)で26年目になります。中学19期の副担任から始まって、中20期、24期⇒高44期、中30期、中34期、中36期を主に担当させていただいたあと、高校が主になり、高校53期、54期の高3、57期、58期の高1、60期は高1、高2と担任をさせていただいています。
今年は高校修学旅行も引率させていただきました。修学旅行は経験がありそうに見えて、実は2回目。最も経験のない担任の一人でしたが、底抜けに明るい生徒たちと一緒に楽しく北海道をまわれました。
現在は2年5組担任で、校務分掌は国際教育です。オーストラリア語学研修などを主に担当していて、今までで7回語学研修の引率をしたので、研修地のヌーサという街のことならお任せという感じになってきました。
この25年間は本当に駆け足ですぎてしまいました。生徒たちと「同年代の先生」のつもりでずっと指導してきましたが、だんだん生徒の親の年齢に近づき、それをもう越してしまっています。もしかしたら「おじいちゃんと先生が同じ歳や。」と言われるようになるのかなと思いますが、それでも心は若く「同年代の先生」を目指したいと望んでいます。
住まいは亀岡で母と妻、もう大人になった息子と娘、それから追手門で拾ってきた雑種の老犬「テト」と暮らしています。たまの日曜日にするテニスと、家族での食べ歩きを楽しみにしています。
先日卒業生と会う機会がありました。中学、高校時代の面影を残しながらも、大人になっている卒業生を見て、本当にうれしくなりました。新聞に載ったり、テレビに出たりという大袈裟なことではなく、地道に社会の一員として前向き働いている姿が見られれば本当に幸せな気持ちになります。そんなときは教員をしていて良かったなと思います。追手門の近くに立ち寄る機会があったら、気軽に顔をだして下さい。
2010年10月2日 藤澤 弘