このたび会長に就任いたしました平泉憲一(高・茨木25期)と申します。伝統ある山桜会の会長にご選任いただき大変光栄に存じます。微力ながら会員相互の親睦と学院の発展に尽くしますので,よろしくお願いいたします。
山桜会は,今から2年後の平成28年(2016年)に100周年を迎えます。また,同年は大学開校50周年の年でもあります。そこで,この記念すべき年には,山桜会はもとより,大学校友会,追手門学院,PTA等,まさに「オール追手門」で100周年の祝典等を開催できるように準備を進めます。 そして,100周年に向けた2年間に,山桜会・追手門のこれまでの100年間の歩みを振り返り,現状を確認し,次の100年間を更に充実させるための様々な活動を,会員の皆さまと共に行っていきたいと考えております。
そのためには,山桜会の活動が,評議員など一部の会員の活動に止まらず,より広く多くの会員,さらには将来の会員である現役の児童・生徒・学生をも含めた「オール追手門」としての活動になるように活性化していくことが不可欠です。
この点,山桜会の会員は,年齢,職業,学院の中での出身校さえも様々で,また追手門・山桜会についてのお考えやご意見も多種多様であり,当会の目的である「会員の親睦」「学院の発展」を実現するための方針・方法も様々かと思います。
しかし,長い歴史をもち大阪を中心にしっかりと根付いている山桜会の魅力は,まさに多種多様の会員によって構成されていることにあります。
そこで,私たち会運営にあたる執行部は,多様な皆さまの連携・交流の場を最大限提供するべく,会員交流委員会による各種企画の立案・実行や,同窓会サポート委員会による同窓会開催の支援や各節目の年代の同窓会の開催をさらに充実発展していきます。 また,これらの情報発信を,会報やホームページを通じて広く発信し,多くの方々に山桜会の活動を知っていただくよう努力するつもりですし,逆に,皆さまからも,情報・ご意見・ご要望もをどしどしお寄せください。
私たちの母校である追手門学院は,今や子ども園から大学院までを擁する総合学院となりましたが,他方で少子化およびグローバル化による厳しい競争下にあります。
しかし,私たち卒業生がそれぞれの立場で交流・連携し「オール追手門」として活性化を進めることで,学院の社会的評価もさらに高まり,「学院の発展」に寄与しうると思います。
諸先輩方が100年間もの間をかけて築き上げた伝統を,私たちがさらに「オール追手門」として積極的に活動していくことで,次の100年間につなげることができると確信しております。2年後の100周年の祝典の際には,このことが実感できるように尽力していく所存ですので,何卒ご協力を賜りますようにお願いいたします。
山桜会が未来に向けて世代を重ね,ますます発展するためにも,本年度も,皆さまと一緒におおいに楽しんでいきましょう。