今年2年目の勉強合宿は、場所が信貴山から赤目四八滝の入口のホテル対泉閣に変わりました。高1 12名、高2 20名、高3 5名、教師 7名、ちょうどバス1台分と手軽な人数でした。初日は小学校の団体と一緒であったが、以後団体は我々だけ、一般客も少なく、静かで広々としており、温泉も好評でした。
昨年多かった51期(現高3)は予備校の夏期講座などのため、昨年の高3の如く少数となりました。 1日12時間の勉強(うち3時間が授業、あと9時間が自学自習)は、昨年は 少し気負ってやっていた感がありましたが、今年は2年連続の人もあり、ごく普通にこなしていました。
高1には普段あまり勉強に集中できない生徒も参加していたようですが、 雰囲気が良かったのでしょう、良く頑張っていました。 今回の3泊4日の経験が将来に生きることを期待しています。生徒の感想を1篇紹介しておきます。
高3ー1 久堀 雅志
私はこの勉強合宿に行ってとても満足しています。理由は次の三つです。
1. 1日中先生が居るので、いつでも質問できるということ。
2. 周りの人間も勉強しているので自分も勉強したくなり、競い合って自分の学力が上がるということ。
3. 周りに友人たちが居るので合宿での苦労を共にできるということ。
であります。そして周りが自然に囲まれ、近くに有名な滝があり、 夜見に行っときは、滝がライトアップされていて幻想的な世界に感動してしまいました。 これを機転に最後の1日にラストスパートをかけました。 不思議なことにスパートをかけたにもかかわらず、疲れを感じませんでした。 これは慣れというものかと思い、そしてあることに気づきました。
それは勉強合宿というものは夏の猛勉強の準備期間であり、勉強に対する慣れを作るためのものだと。 これを機に後ろに恐ろしい先生が居るような緊張感を保ちながら家に帰り、 夏の猛勉強で燃え尽きたいと思います。 そして半年後の大学受験を万全の状態で受け、そして見事合格し、ハッピーな春を迎え、 来年の夏は今年分も含め、夏休みを満喫したいと思います。
2002年10月15日