鷲見 慎一(小104期・大中47期・大高47期)
私は現在、不動産会社を経営しながら社会貢献活動の一環として(一社)京橋地域活性化機構という社団法人の理事長をしております。当社団は2015年に京橋地域の活性化を目的として設立しました。
今回はコロナ禍の中で当団体が新たに企画した「京橋さくら通りVR」を紹介します。京橋さくら通り商店街は約30店舗からなる小さな商店街で、その8割以上が飲食店です。コロナ禍の影響により飲食店は非常に厳しい状況下にあります。そこでこの商店街で何かできないかと思案し、思いついたのが商店街をまるごとVR(バーチャルリアリティ)にするという企画です。VRの中で商店街を歩き、店舗内に自由に入ったり、フロア移動を行ったり、ビルの屋上に登ったりすることができます。路地にある商店街なのでなかなか一見さんが入りにくい雰囲気の店もありますが、VRで店舗内の様子を知ることでその店舗に興味をもってもらい入りやすい状況を作ることができます。
今回この企画を実現するにあたり、私にはVRに関する技術力や知識がありませんでした。そこでIT企業であるCLASSIX㈱と提携し、技術提供を受けることでこの企画は実現しました。2021年2月24日にリリースし、MBSの番組「ミント!」や大阪日日新聞で大きく取り上げられました。コロナ禍に負けない京橋さくら通り商店街と、VRが持つパワーと今後の展望にどうぞご期待ください。
MBS「ミント!」
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20210224/GE00037178.shtml
大阪日日新聞
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/210224/20210224032.html
京橋さくら通りVR
https://vr.classix.life/kyobashi_sakurast/
写真左 CLASSIX㈱代表取締役 夏目三法氏
写真右 鷲見