小学校(過去掲載分)

追手門学院小学校 酒井 道太

卒業生の皆さん、お元気ですか。

私が本校に着任して、早7年目を迎えました。現在、118期5年は組の担任をしております。臨海学舎に向け子ども達と水泳訓練に励んでいる今日この頃です。

これまでの卒業生の中で私が担任をしたのは、114期、115期、116期の皆さんです。ですから、ここ数年、卒業生が母校に訪れてくれることがとても楽しみです。

そして、訪れた皆さんには必ず、「中学校生活で何がいちばん楽しい?」と尋ねています。

なぜかと言うと、皆さんが目を輝かせながら近況を話してくれる様子をみていると、私まで楽しくなってくるからです。

勿論、忙しい日々で母校を訪れる時間のない卒業生も大勢いることでしょう。でも、いつでも構いませんから、何か機会を見つけて近況報告に来てくださいね。

さて、皆さんは今、取り組んでいることはありますか。

私にとってはスポーツです。

中学・高校では水泳、大学では硬式野球、大学院を休学して参加した青年海外協力隊では水泳隊員(エクアドル)でした。いろいろなことをすればするだけ、その時々に大変な困難にも出遭います。でも、それらを何とか乗り越えていくと、大きな喜びと自信につながります。そして、次なる目標に立ち向かっていける原動力になります。

教師になってからも、ライフセーバーのライセンスを取得したり、ダイビングもしています(最近、フィジーやモルディブに行って潜りましたが、とっても綺麗でした!)。

目標ややりたいことを見つけてください。既に見つけて、進み始めている人もいるでしょう。時間はたっぷりあります。今、この時を大切にしながら、何か一つでもいいですから、取り組んでください。必ず、皆さん自身の人生を豊かにしてくれます。

皆さんが、充実した学生生活を過ごし、学生時代に学んだこと経験したことを生かし、社会で大いに活躍されることを願っています。

2005年6月23日