数日前までの酷暑から季節は進み、秋の気配さえ感じるようなお天気にも恵まれて、奈良県『柳生街道』を歩いてきました。一説には鎌倉時代初期には既に存在したとされるこの道は、文化庁により『歴史の道百選』に選定されています。
今回も中高14期の皆さんとご一緒させていただき、初参加の方々を含めて合計20名。バスで山を上り、そこから近鉄奈良駅まで12kmのコースです。深い緑の中、土のにおいを感じ、川のせせらぎや葉っぱを踏みしめる音、鳥の鳴き声を耳に、わいわいとおしゃべりをしながらゴールを目指します。お昼にはそれぞれ持参したお弁当を木漏れ日の中で広げ、14期の方々が今回も準備してくださった淹れたてのコーヒーや差し入れをいただくなど、贅沢で楽しいひとときでした。
普段の生活では味わえない自然の心地良さを感じるとともに、在校時の大切な時間を改めて思い出すことができました。そしてそれ以上に、追手門で繋がっている皆さんと過ごす何とも表現しようのない温かな空気に包まれて、とても幸せな気持ちになりました。このたびも参加させていただき、本当に良かったです。ありがとうございました。
年内にもう一回開催予定とのこと。皆様も是非一度ご参加くださいませ。
西川優子