アテネで9月に開催される パラリンピック(*1)の射撃(*2)の日本代表として寺井亜希さんが出場する事となりました。
寺井さんは、大学を卒業後、客船「飛鳥」の乗務員として働き始め、4年目の97年冬、自宅で突然、激痛に襲われました。救急車で病院に運び込まれたときには足が動かなくなっていました。脊髄(せきずい)のそばの血管から漏れた血液が神経を圧迫している、と後でわかったそうです。
その後車椅子の生活の中で2000年に射撃に出会い今日にいたっております。
詳細につきましては、下記のリンクをご覧下さい。
寺井さんの関連情報
2004アテネパラリンピック選手名簿 http://homepage3.nifty.com/little-wave/paralympic/meibo2004.htm
*1パラリンピックとは
「パラリンピック」は4年に1度開催される「世界最高峰の国際障害者スポーツ大会」である。1985年に「パラリンピック」という大会名が正式名称になった。”もう一つの”を意味するパラレル(Parallel)とオリンピック(Olympic)を合わせた意味で、「もうひとつのオリンピック」とも呼ばれている。1988年のソウル大会から、オリンピックと常に同じ開催地で実施されるようになる。2004年のアテネパラリンピックからは、今まで別々だった、オリンピックとパラリンピックの組織委員会が一つになる。
*2射撃は制限時間内に60発を撃って得点を競う。満点の的は10メートル先にある直径0.5ミリの黒点だ。
2004.08.11