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年会費制について

山桜会臨時総会 会長報告出席者全員一致による年会費制導入決議

《出席者全員一致の賛成決議》

2003年1月18日(土)午後5時から、ホテル日航において、山桜会臨時総会が、開催されました。

臨時総会の議題は、いわゆる年会費制導入を審議するものでした。 山桜会発足以来、継続してきた終身会費制を改め、本年4月1日より、終身会費を入会費とし、毎年、別途、年会費をお願いする、

というものです。これは、山桜会会則6条に終身会費制をうたっており、年会費制を導入をするためには、会則改正が必要で、改正のためには、総会に出席した正会員の過半数の承認を得る必要がありました。会員のみなさまのご理解のうえ、総会出席者全員の賛成で、会則改正がなされ、年会費制導入が決議されたことをご報告申し上げます。

《趣旨説明》

年会費制導入問題につきましては、山桜会会報・ホームページを通じ趣旨説明を掲載して啓蒙活動を重ねたうえ、昨年秋、茨木中高の校舎で開催された山桜会理事会において、出席理事全員一致の決議により年会費制の導入を決議したものであります。年会費制導入の必要性ないしその趣旨説明をさせていただきます。

1.根本的なことは、日本の少子化現象により、生徒数の減少傾向が現実のものとなりつつあることです。入学する生徒数が減少すると、確実に卒業生の数が減ります。それだけ終身会費を納める生徒数が減り、山桜会の財政基盤そのものが、危うくなり同窓会活動に支障を来すことになりかねない、という問題があります。

2.現在の山桜会活動が、ホームページの運営など、以前にもまして飛躍的に活発化してきており、将来的には活動経費が増加傾向が予測されることに対処する必要がある、ということです。

このことは、少子化に伴う収入減少が余儀なくされ、一方では、同窓会活動の活性化に伴う経費増大対策を今から対処する必要がある、ということです。

とはいえ、現在の活動のほとんどは、執行部の手弁当・持ち出し等人件費面では執行部のボランテアに頼っており、飲食代に使うことはありませんが、卒業生名簿の発行・整備、パソコン導入、通信費、印刷代など、ボランテアではカバーできない経費が増加するため、今のうちに、財政的裏付けを考えておく必要があるからです。

3.山桜会の活動方針の重点は、母校の教育改革に目が向けられています。教育改革支援の一環として、山桜会賞の創設など現役生徒に対する支援活動も含まれており、私たちの年会費を生徒を含む母校に還元していこうという発想があります。

卒業生にとって、母校が発展することは好ましいことであり、山桜会は、今後もこの教育改革支援路線を進めていく所存です。

この意味で、私たちの今後の年会費収入は、その多くを母校の教育支援に向けられていく、という趣旨でご理解いただければ幸いです。会員のみなさま、よろしくご協力のほど、お願い申しあげます。

2003年1月22日 山桜会 会長 川原 俊明