卒業生の皆さん、どうしていますか。元気ですか。先生はとっても元気です。直接教えた子は109期、112期、118期、120期となりますね。各方面で活躍していることでしょう。家族ができた人もいるのかな。好きな仕事についてがんばっている人、夢がかなった人、夢をかなえようと頑張っている人、夢が見つからず悩んでいる人、いろいろかな・・・。
先生は現在6年生を担任し、理科を教えています。夏は遠泳を終え、秋には体育大会があり、あの行進をしています。そして、文化祭では音楽や劇をしています。冬はスキーにと、みんながやってきた行事を今も変わらずやり続けています。一方、西館が改築され、6階建てになっています。その6階では給食などもいただいているのですよ。先生方も新しい先生や辞められた先生などもあり、少し君たちがいた時と比べて変わっているところもありますね。
さて、子どもだった君たちが、よもや自分が大人や高校生になる日なんて想像もしなかったことでしょう。しかし、時は経ち、その時がやってきます。社会人になった子は、働くということのしんどさや責任感や、達成感も味わっていることでしょう。中学生や高校生の皆は、青春を送りながらも、人生に対して悩んでいることも多いでしょう。先生自身も非常に悩んだこともありました。不安、悲しい、悔しい思いをしたこともありました。が、その時に支えてくれたのは結局仲間であり、親だったなと今になって思い出されます。だから、先にあることを信じて、がんばってください。晴れない雨はないですよ。また、振り返れば、この時が一番といっていいほど充実した日々であり、自分の礎となることでしょう。
追手門はいつまでもこの場所にあり、先生たちもみんなを待っていますよ。嬉しいしらせでも、少し疲れた時にでもいいですから、学校に来て、顔を見せて下さいね。顔を見ても分からないほど成長し大人っぽくなった子や、はるかに先生の身長を超えた君たちに会うのを楽しみにしていますよ。
追手門学院小学校 山田亮