山桜会100周年記念「元NASA宇宙飛行士講演会」
7月10日に本学院小学校、中・高等学校、7月11日に大手前中・高等学校で元NASA宇宙飛行士のジョン.A.マクブライト氏よる講演が行われました。彼は、J・F・ケネディーが「アメリカ国民を月に送る」と言った事に感銘を受け、宇宙飛行士になりたいと考え、大学を卒業後、海軍のテストパイロットを経て、NASAで宇宙飛行士の訓練を受けました。そして、1984年にスペースシャトル「チャレンジャー」号にクルーを指揮・監督するコマンダーとして搭乗し、宇宙滞在時間8日と5時間23分、数多くのミッションを果たしました。
マクブライト氏は、集まった児童・生徒に対し、将来宇宙が身近になった時、宇宙飛行士に成りたいと考えてもなかなか成れるものではない、今から目標を持って行動すれば必ず実現できると話し、英語の講演の中で、「Benkyou,Benkyou,Benkyou」と繰り返し日本語を使って、一生で勉強が出来るのは今しかない。と力説していました。講演終了後生徒たちに交っての記念撮影にも進んで応じてくださいました。
大手前中・高等学校では、この講演の後、ロボットサイエンス部がマクブライトさんを実験室に招き、制作中のロボットを披露したり、昨年ロシアで開かれたロボットの世界大会に出場したメンバーからのプレゼンテーションを観られました。