恩師のいま(過去掲載分) , 退職OB/OG(過去掲載分)

追手門学院中高等学校旧教員 河内真由美

追手門学院の教職員の皆様、卒業生の皆様、お元気ですか。私は平成15年3月末で追手門学院中高等学校を退職致しました。今は家庭のことを中心に、地域活動に参加したり、好きな古典を勉強したりしています。

毎週土曜日には京都教育大の学生たちと一緒に小学校低学年の子供たちと工作や外遊びをしたりもしています。

追手門学院での16年間は、私にとって一生の「宝物」であったと思っています。これからも、人生の折々にそっと箱を開けて、そのあわただしかったけれど輝いていた時間を振り返ることでしょう。

教師1年目に副担任をさせてもらった中学21期生。元気があって、個性的で、学級日誌や「学級新聞」にもとても意欲的でしたね。今でも一人一人の顔や声が浮かんでくるくらい、印象的な学年でした。

中学22期生は、私が最も深く関わった学年となりました。そのまま持ち上がったので、結果的には6年間。優しく温かい学年でした。自分の教師生活において常に活力の源でした。今でも手紙や葉書で近況を知らせてくれる人が多く、とても身近に感じられます。「ふじくわ通信」覚えてくださっていますか?五箇山や白馬もなつかしいですね。

高校42期生。落ち着いていて前向きでパワーのある学年でした。

途中から43期生として頑張って卒業してくれたメンバーとともに、私にとって「誇り」に思える学年でした。初めて行った北海道の修学旅行のこともよく覚えています。

高校45期生、49期生には、産休や育休のために色々ご迷惑をかけてしまいました。

でもそれぞれ個性的で優しかったみんなの励ましや温かさは忘れません。

学校祭でのデコレーション作業やアトラクションの練習も懐かしい思い出です。

新制服1年目の高校52期生は今年が受験の年。ぜひ一人一人の目標を実現させてほしいと願っています。卒業式には成長した皆さんの姿に会えるのを楽しみにしています。

最後に受け持った中学34期生。秋からの担任だったけれど、皆さんと関われてもう一度、教師としての初心にかえることができました。白熱したクラス劇もとても印象に残っています。卒業式にも退職のことについては何も触れないままでお別れしましたが、皆さんの高校での頑張りを陰ながら応援しています。

こうして振り返ってみると、本当に追手門で出会った教職員の皆様、卒業生、在校生の皆さん、保護者の皆様方の優しさと温かさに支えられ、多くのことを学ばせていただいた16年間でした。

追手門は私にとって本当の意味での「母校」です。

「生徒の夢の実現のために良いと思ったことは何でもする」という思いで現在も進められている追手門学院中高等学校の教育改革の信念が、多くの素晴らしい卒業生の皆さんにも伝わり、支えられていけばと心から願っております。

2003年5月27日