猛暑が続いています。会員の皆様、如何お過ごしでしょうか。
閑(しず)かさや 岩にしみいる蝉の音
松尾芭蕉の「おくのほそ道」での有名な1句を自分の句にしたいくらい、今年は、蝉の大合唱が夏の暑さをよけいに盛り上げているようです。
山桜会では、この夏に、また一つ大きな収穫を得ました。 文化活動委員会(大向博委員長)主催のもと、追手門学院出身で、世界を相手にオーケストラを指揮する湯浅卓雄さん(小37年卒)との出会いがありました。
※ 元イギリスbbcスコットランド交響楽団首席客演指揮者 現在 イギリスアルスター管弦楽団首席客演指揮者
7月19日、シンフォニーホール。関西フィルハーモニーをバックに、イギリス有数の作曲家、ウイリアム・ウオルトンの「交響曲第1番」を力強く指揮する湯浅氏の姿に、追手門人脈の幅広さを実感した次第です。
コンサートの後、追手門の人たちだけの会食に特別参加していただき、山桜会の私たちにとって、世界的に活躍する指揮者湯浅卓雄を身近なものとして感じることができました。
夏の暑さを忘れさせるすばらしいひとときでした。 これを機会に、文化活動委員会にコンサート部会を立ち上げる機運が盛り上がっています。
暑さにめげない山桜会。 この6月から、大木理事長ならびに後藤学院長のご支援のもとに、学校法人に山桜会として実質2名(川原・秋山)の理事を送り出すことができました。これも、日頃の山桜会活動が認められた成果と自賛しています。 もちろん山桜会は、学校改革に全面協力する方針です。とは言え、追手門学院の既成方針のみに決して甘んじることなく、正すべきは正し、より建設的な意見を積極的に提言することによって、追手門学院の教育改革に役立つべく卒業生の声を反映させていきたいと考えています。
8月31日(土)に開催される真夏の山桜会チャリティゴルフ。大汗をかきながら、社会奉仕も兼ねて親睦の実をあげましょう。
皆さん、大いにご参加ください。
山桜会 会長 川 原 俊 明
2002年8月5日