9月下旬を過ぎましたが、日中はまだまだ暑さが残っています。皆さん如何お過ごしでしょうか。
9月17日(水)、追手門学院小学校110記念ホールにおいて堺屋太一氏の講演会が行われました。堺屋太一先生は、追手門学院小学校59期生なので、特にお願いをして実現したものです。
記念ホールを埋め尽くした約600名近くの聴衆を前に、
「日本経済再生のキーワードと教育について」
という演題の講演がなされました。
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堺屋氏は、日本経済衰退の原因を、官僚体制の弊害と過度の東京一極集中にあると分析されました。 大量生産型経済から移行した現在の日本経済再建のためには、個性ある想像豊かな人材の育成が不可欠、との教育論も展開されていました。
非常に感銘深い内容の講演で、2008年に迎える120周年記念事業がスタートするにあたって極めて意義のある講演でした。
今回の講演会開催にあたり、後藤学院長をはじめとする学院関係者、贄田肇連合後援会会長ほかPTAの皆様方、ならびに山桜会の多数の皆様のご尽力により開催できましたことをこの場をお借りして御礼申し上げます。
さらに言えば、山桜会松本暁子会報委員長(小80.大手前中23.茨木高23)の堺屋太一先生との天満橋・松坂屋での劇的な出会いと会報原稿依頼、それを講演依頼に結びつけた努力が大きな成果を生み出したものといえます。
堺屋太一先生、貴重なご講演、誠にありがとうございました。
山桜会 会長 川原 俊明
2003年9月17日