10月27日、大手前中高等学校で「将来を考える日」が開催されました。 今年で3回目となりますが、今回は川原会長や秋山副会長が講師を務めてくださり、例年にも増して内容の充実したすばらしい日になりました。 1時限目と2時限目の間の休み時間には、講師控え室に生徒が質問にやって来るほどで、山桜会の我々と生徒たちの距離が大変近づき、わずかな時間でしたが、後輩在校生たちへの教育支援の一助となった事を実感できた一日でした。 講師をお引き受け下さいました皆様方に厚く御礼申しあげます。今後とも、教育支援委員会の教育支援活動に、ご理解ご協力賜りますようお願いいたします。
山桜会教育支援委員会 委員長 贄田 肇
「将来を考える日」の意義について
贄田委員長をはじめとする山桜会教育支援委員会のスタッフの下支えのもとで、 実施されている「将来を考える日」は、学院からも大好評をいただいているすばらしい企画です。 山桜会の卒業生の方々が、講師となって、現役生徒に対し、社会での体験談や先輩としての意見、考え方を直接語りかける、というものです。 先輩方の話が、生徒の皆さんにとって、将来の指針を考えるうえで、ヒントの一つにでもなれば、先輩として母校に対するお礼奉公の一つ、と考えています。 今年の春、茨木中学で実施された「将来を考える日」。 岡本校長先生や、佐々木先生などからも、大いに絶賛されました。 「来年は、ぜひ高校性に対してもお願いしたい。」と。
平成19年10月27日(土)。大手前の中学生を対象に、私も、講師の一人として、1時間目、2時間目のいずれの授業にも参加させていただきました。 「在学中の劣等生でも弁護士になれるんだ!」と、熱弁をふるってきました。 授業中、熱心はまなざしの生徒に励まされながら、予定時間を無事終えましたが、40数名のクラスの生徒のうち、果たしてどれだけの生徒が本当に聞いてくれているのか心配でした。 しかし、授業終了直後に作成されたクラス全員の感想分を読ませていただくと、私が後輩たちに聞いて欲しかったことをみんな真剣に受け止めてくれていることがわかりました。 授業に参加させていただいてよかったと実感した次第です。 「将来を考える日」の企画は、卒業後、様々な分野で経験を積んだ先輩たちが、後輩に直接訴えかけることのできる唯一の手段です。 今後も、母校と協力して、より充実した企画にしていきたいと思います。 ご協力いただいた講師のみなさん、ありがとうございました。
そして最後に、亀井校長先生をはじめとする大手前中高の先生方の山桜会活動へのご理解に感謝申し上げます。
校友会 山桜会 会長 川原 俊明
「将来を考える日」
「将来を考える日」お礼
今年も10月27日土曜日に「将来を考える日」が実施されました。ご多忙中にも関らず 、山桜会会員13名の方々に講師をお引き受け頂き、社会のまさに第一線でご活躍中の方々がお越し下さいました。 中学生を相手にわかりやすく、さまざまな角度から社会の断面をお話下さいましたことは、若い生徒達が将来の進路を考える上で、 大変大きな刺激であり、この上もない社会勉強となったことと思います。
人生に於いて大切なものの一つは、人との出会いです。普段の学校教育の中では経験できない、さまざまな専門分野をお持ちの卒業生の皆様との出会いは生徒1人1人にとって大きな成長の礎となることでしょう。 生徒はさまざまな個性を持ち、それぞれの個性は方向に向かって伸びようとしています。われわれ教職員もその個性を伸ばそうと務めておりますが 、われわれとはまた違った視点で、生徒達に接して下さる卒業生の皆様を心強く感じております。このような教育活動へのご支援は教職員にとっても大きな支えとなっているのです。
今後とも本校の教育活動に皆様からの温かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
校長 亀井 哲夫
更新日 2007.11.27