このたび、茨木中高の高校教頭を拝命いたしました本多和彦です。何とぞよろしくお願い申し上げます。「教壇生活も終盤か」、そう思う場面が増えました。35年教員をやれば、有終の美が重要になるのです。そんななか、この大役を仰せつかることとなり、「あら? 有終の美は?」という戸惑いの毎日を過ごしておりました。
爛漫の桜、茨木中高は600名近い新入生を迎えました。希望に満ちたその姿を見ると、終わり方の美学なぞ遠のき、この子たちのため、いま自分ができることを精一杯真摯に取り組もうと決意新たに日々を過ごしております。
追手門学院中・高等学校[茨木]
高校教頭 本多 和彦