卒業生の皆さん お元気でお過ごしでしょうか?それぞれの分野でご活躍のことと思います。 早いもので、勤め始めてから、14年目になります。現在は、114期の6年生と118期の2年生の音楽を教えています。
皆さんとの最初の出会いは、勤め始める1年前の劇鑑賞会の時の事です。昭和63年の6月7日、場所は森ノ宮ピロティホール。演目は「サウンド オブ ミュージック」私はトラップ大佐の役で出演していました。初めの台詞は「おはよう、リーズル。実はお前に一つ尋ねたいことがあるのだが・・・?」でした。皆さんは、規律正しく、きちんと座って、目を輝かせて聴き入ってくれていたことを今でも思い出します。
先日(8月6日)に、ジョイントリサイタルを致しました。日本歌曲を沢山歌いました。来年の3月には創作オペラ「源氏物語」で桐壺役をNHKの大阪ホールに出演し、6月にはモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」でタイトルロールのフィガロ役で出演します。この公演は原語上演(イタリア語)です。これから地道な練習を積み重ねてゆかないと、舞台には立てません。
音楽を仕事にしているとつくづく思うことがあります。何年経っても勉強の連続です。いつも楽譜の向こうにある世界、その素晴らしい世界をお客様の前に披露するために・・・・演奏家は待っています、目を輝かせて聴き入ってくださるお客様を・・・劇場の舞台の上で・・・・・
私のホームページで演奏会の様子や合唱の楽しさなどをご覧ください。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/masatari/
下の写真は、先日のリサイタルの一コマです。
2002年9月24日