大手前学舎(過去掲載分) , 恩師のいま(過去掲載分)

ウナギ 追手門学院大手前中・高等学校 校長 亀井 哲夫

追手門学院大手前中・高等学校  校長 亀井 哲夫

追手門学院大手前中・高等学校  校長 亀井 哲夫

ここ数年来、 ウナギ料理が好きで、 全国各地で食べています。

ウナギ料理といえば、 関東風の背開きで蒸を入れて焼くタイプ、 関西風の腹開きで地焼きタイプ、 そして名古屋を中心としたひつまぶしがあります。

東京では 「野田岩」、 大阪では 「紫藤」、 「網ひこ」、 ひつまぶしでは三重県関の 「初音」 が気に入っています。

関東ではイカダと称して筏を組んだ様にウナギをびっしりと敷詰めたボリュームたっぷりの商品があります。

ロイヤルホテルの地下にある 「東京竹葉亭」 にはその雰囲気を伝える名品イカダがあります。 一本の蒲焼ではなく、 小ぶりのウナギ二本の蒲焼です。 二本というところがイカダの名残りを伝えています。

先日、 NHKの 「ヨーロッパ食材紀行 イギリス」 という番組をみていてショックを受けました。 ロンドンのイーストエンドでは、 テムズ川のウナギを使ったウナギのゼリーとパイが有名だというのです。

ウナギをぶつ切りにして骨を抜いて使っているのです。 ヨーロッパではウナギの燻製があることは知っていましたが、 ロンドンにこういったウナギの名物料理があるとはショックでした。

もう一つ今気になっているのが青ウナギというウナギです。 その名前は福岡県筑紫川河口、 四万十川河口、 岡山県児島湾の3ケ所で聞いていました。

普通のウナギと違って、 背が空のように青いというのです。 そして味は絶品だといいます。 なかなか手に入らないということで、 いまだ食べていません。

ところが福井県の三方湖でとれるウナギで細口青鰻というのがあって、 それを食べさせるいい店が三方湖の近くにあるといいう話を聞きました。

ぜひ行ってみたいと思っています。

ウナギや川魚のついておいしい話があればお知らせください。

2002年9月6日