3月になったばかりだというのに4月上旬並の気温が数日続いているようです。「こんなに温かいと、4月の入学式の時には桜が散ってしまうのではないだろうか・・・」と有りえそうもない事を密かに心配しております。山桜会会員の皆様、お元気になさっていますか。
さて、追高を卒業してもう何年も経っている方もいらっしゃると思いますので、私の現況報告に学校の今の状況を織りまぜて書かせていただこうと思います。私は追高の英語科に勤務して17年になり、高校50期生を見送ったばかりです。
皆さんご存じのように、追高の卒業式は1月にあり、今年も1月25日だったのですが、正式な卒業の日はこの3月1日ですので、担任としては今やっとホッとしているといったところです。コース制を取り入れた過渡期の卒業生となり、在学中は戸惑うことの多かった50期生も、大学受験の合格状況を見ると、従来の追高と新しい追高の両方の良いところを生かして取り入れてもらえたのではないかと思います。
コース制になってあまり学校行事にエネルギーを注げなくなりましたが、今年の自治会・在校生による手作りの卒業式は、紙吹雪・テープカーテン・くす玉・垂れ幕・教室の飾りつけ・パーティー会場準備といった、昔ながらの心のこもったものでした。(感謝)
今や、追高も国際化の波にのり、少し前までは考えられなったネイティブの先生お二人による英会話の授業が中学全学年と高校1年で受けられるようになっています。ESSの部員だった人からは「羨ましい~!」という声が聞こえてきそうですが、残念ながら、数年前にESSクラブは廃部になっています。2年間程ESSの顧問をさせて頂いて、部員と共にハチ北で合宿までして発音や英語劇の練習をしていた頃が懐かしいです。大変なことでしたが同時に楽しいことでもありましたね。元部員の中には公立中学校の英語の先生になった人もいて、その時のことが結構心に残っているようです。
また寒くなる日もあるかと思いますが、会員の皆様風邪などひかれませんように、健康に留意されてお過ごし下さい。
2002年3月19日