(大手前学舎 26期生 古川幸美)
こんにちは。山桜会報はいつも楽しく読ませて頂いています。
同級生の名前を拝見する度に懐かしく、学生時代のことが思い出されます。
私は現在、母校大手前中高で家庭科を教えています。
今まで38期生・47期生の担任をし、今年は51期生、高校3年生の担任です。
この学年とは6年目の付き合いで、いよいよ受験期を迎え、その重責をひしひしと感じています。
生徒一人一人が目標を達成できるよう微力を尽くしたいと思っています。
家庭科といえば女子だけの履修科目という印象をもたれる方も多いと思いますが、平成5年度より中学校、平成6年度より高等学校でも男女共修になりました。
男子の中にもミシンを使う被服実習や調理実習の包丁さばきがとても上手な生徒が多く、驚かされることもしばしばです。
きっとご家庭で色々とお手伝いをされているのでしょう。
さて、私は昨年度より入試広報の仕事をしています。
8月下旬から私学展や塾主催等の学校説明会が始まり、受験生の保護者の方とお話をする機会がよくあります。そうすると必ず『迫手門ファン』とお会いするのです。
迫手門の良さをよく理解してくださっていて我が校への入学を熱望されます。
ご存じの通り本校は「名門の復活と継承」を掲げ、教育改革に取り組み、平成13年度よりコース制を創設しました。
この改革を成功させるべく教職員一丸となって日々の教育活動に専念しています。
それに対する期待や励ましのお声と同時に、今まで通りのアットホームな雰囲気、生徒の暖かさや明るさを大切にしてほしいというご意見もよく頂きます。
迫手門学院の良さは卒業生の私達が一番よく分かっています。
私の兄(森和良)は24期生、長女(美香)は小学校110期生、次女(明里)は113期生でまさしく我が家は迫手門ファミリーです。
お世話になった母校のために自分がすべきこと、できることは何か、
大好きな迫手門学院の「名門の復活」のために日々研鑚して参りたいと思います。
「同級生に手紙を出すような気持ちで」との原稿依穎でしたが、ちょっと堅くなってしまいました。26期生の上田さんご夫婦塚田(渡辺)さん、家田(増田)さんは大手前中高の保護者です。そのはかにも小学校の保護者としてたくさんの同級生とお会いしました。
総合企画タンクの岡本(善秀)君とはお仕事上でお世話になっています。
いつどこで会っても「お久しぶりお元気?」と学生時代に戻れる、これが追手門学院の素晴らしさです。
自宅前で、元カメラ部の明里が撮りました。顧問の津田先生、いかがでしょう?
2002年4月21日