3年前、本校に着任させていただきました。3年前は右も左もわからない状況で、色々と先生方や保護者の皆様にご指導を頂き、なんとかこなしているという状況で、無我夢中でこの3年間を過ごしてきたという感じがします。
またこの3年間は、53期の担任を務めさせてもらい悩んだりしたこともありましたが、この春53期が中学を卒業したときはとてもうれしかったし、「教師になって良かった!!」と心から思えました。
私は子どもたちを教育するにあたって「厳しくかつ楽しく」ということを常に考えています。
私は大分県の公立の中高を卒業したのですが、中学・高校時代は勉強よりもサッカー部の活動が中心の生活をおくっていました。サッカー部では、上下関係が厳しく、先輩にはよくおこられたりもしました。しかしその一方で技術面や学習面でいろいろと教えてもらいました。この経験は現在の私をつくる上で大きな影響があったと思います。その経験から子どもたちに接する姿勢というものが出来たと思います。
この姿勢をこれからもずっと大切にしたいと思っています。
今私は学校改革の一つとして、「起業家育成コース」の担当者の1人として取り組んでいます。新しいコースで、しかも日本で本格的に最初に導入されるコースでもあります。
学校に来た当初はこのような仕事に取り組むとは思ってもいませんでしたが、いざやってみるとたしかに厳しいですが、面白いこともたくさんあります。
しかしこのコースは山桜会をはじめとする諸先輩方の力がぜひ必要です。
ぜひとも全面的な協力をお願いします。
これからも山桜会の皆さんにもいろいろとご協力を賜ることがあると思いますが、よろしくお願いします。
2002年4月21日