「恩師」とは言っても、私の知っている卒業生は112期生だけなので、「恩師」と呼ばれるのが大変気恥ずかしいというのが正直なところです。
それはさておき、112期生のみなさんお元気ですか。早いものでもう中学2年生なのですね。中学校生活も一年が経ち、もうすっかり慣れたことでしょう。それぞれの中学校で小学校時代とはまた違う一年間を過ごされたことでしょう。小学校と中学校、どこが一番違うのか、私なりに振り返ってみると・・・勉強が難しくなったり、テストが「中間・期末」と時期が決まっていて一日中テストになったり、(私の場合は)昼食が弁当になったり、と色々ありましたが、やはり一番異なる点はクラブ活動ではないでしょうか。中学校のクラブ活動は高等学校や大学のクラブ活動に通ずるものがありました。中学校からクラブ組織に慣れておかないと、その先高等学校から何かやろうと思ってもなかなかうまく順応できないのではないでしょうか。私としてはずっとクラブ活動を続けて良かったと思っています。
私が今一番親しく付き合っているのは、中学校時代のクラブ仲間です。ゴールデンウィークとお盆休みには毎年バーベキューをしています。その他時々食事に行ったり、相談事に乗ったり悩みや愚痴を聞いてもらったりしています。話題はいろいろですが、共通の思い出があるというのがここまで続いている一番の要因だと思います。たとえば、一緒に苦しい練習に耐えたこととか、感動(弱い弱いサッカー部だったのでボロ負けしたこととか・・・)を共にしたことなど。他の人は知りませんが、私は教室で机を並べたくらいではその人の人となりを本当に理解することはできないと思っています。もう一歩その人に踏み込むのにクラブ活動の場は最適ではないでしょうか。高校時代も大学時代も結局付き合いがあるのはほとんどみんなクラブ仲間です。
先日用事があって夕方上本町に行きました。驚きました。中学生高校生がうろうろ、たくさんいました。残念でした。有り余るほどのエネルギーを持っている青春時代。スポーツや研究に没頭すべきですよ。もったいないです。何か見つけましょう。今からでも遅くないですよ。そして、すでにがんばっているみなさん、苦しいときもあるでしょうが、がんばって続けましょう。きっと後でがんばってよかったと思えますよ。
全然「恩師のいま」とは関係ない文章になってしまいましたことをお許しください。とりあえず私は元気にがんばっています。また学校に遊びに来てください。
2002年6月15