追手門学院小学校 竹内 豊一
現在、教育界もトフラーが言うところの「情報化の波」の真っ只中にあり、非常に混沌とした感があります。学校の現場には、インターネット網やパソコンがどんどん投入されていますが、その有効性によって児童の能力がどれだけ伸ばされているかという点には疑問を感じることが多いです。
そんな世界中の教育界が混沌とした中に、答えを出せる学校はこの追手門学院小学校しかないと思っています。その思いを胸に「教育の情報化」に向け教育工学部長としてがんばっています。
平成13年度は、職員朝礼をペーパーレス化することができました。そんな小学校は、なかなかないと思います。そこまで教職員の意識とスキルは向上してきました。
次に目指すのは、授業の電子化です。そのための環境は着々と整ってきました。平成14年度には、メモリーが8ギガバイトというサーバーを導入しました。個々の端末に負担をかけない「Thin client system」を導入するためで。
e-learningをにらみ2、3年後には児童が個々に端末を持ったことも想定しています。
情報化の時代においても自由な発想で追手門の教育を推進していきますので卒業生の皆さんも楽しみにしていてください。
2002年4月21日