今年も、8月21日~24日の中高連主催のよる三越百貨店での「私学展」が始まる。ご覧になられたお方も多くいらっしゃるだろうが、「私学展」も新聞やテレビでの広告するようになって大盛況である。
その中にあって、特に私立中学校に現れた現況がある。それは、相談者の増減。まさに、人気校と不人気校を顕著に物語る明暗。大阪は熾烈である。
大阪の私立中学校の61校は、独自の特色作りとして教育改革を断行し、元気である。しかしながら、この春の入試では、僅か23校しか定員を充足出来ていない。勿論、本校はそのひとつ。
学内外の皆様には、大変ご心配をおかけ致しましたが、お陰様で本校も23校のうちの一校。そしてレベルも上昇。皆様のご支援とご理解に心より感謝申し上げます。
受験生の保護者の皆様の教育への研究心や鑑識眼は鋭く、大学への進学状況の数字だけに留まらず、我が子にどれだけ時間をかけてくれるか、我が子に適した学校はどこか、我が子の特性を伸ばしたいという志向も多くある。
既に6月より外部での入試説明会がスタート、本校への相談者は増え、その列をご覧になられた卒業生や保護者からは、本校への人気が「嬉しい」と喜びの声々。私学展でも相談者は昨年の倍。
3コースへの認知はもとより、コース教育の成果が、今その真価として喧伝され、伝統校の新教育改革への信頼となりつつある。
ある塾の入試説明会で、大阪私立中学「注目校の一つ-追手門学院 大手前中学校」とお耳にされたお方もいらっしゃるはず。今秋には、ナンバの某ホテルにて29校限定で開催される某塾の説明会にも招聘された。
これも、名門「追手門」であるが故に為し得ることと、卒業生の皆様の今日までのご努力の賜物と感謝しています。今少し、もう少しのご声援とご尽力をお願いします。
確実で大きな動き、そして大きな変化に、奢ることなく、地道な教育活動への専念を新たな誓いとしています。
2003年8月25日