追手門学院大手前中高等学校に着任して、早くも12年が過ぎようとしています。この12年間を振り返ると、あっという間の12年間でした。最初に担任をした53期生はもう社会人として活躍しており、中には学校は違いますが、教員として頑張っている人もいます。また結婚し子どももいる人もいます。次に担任し、中学3年から4年間担任した55期生も大学4年生。就職活動の報告もちらほらときており、そうしてみると、あらためて「自分も年をとるわけだ」なんて思ってしまいます。
さて現在私は、64期生中学1年生を担任しています。昨年度末まで、現在高校1年生の61期生を中学3年間担任し、再び中学1年生の担任として日々、子どもたちと格闘しています。その子どもたちに言い続けているのは、昔と今も変わっていません。それは担任をしていた人たちにはわかるでしょうね。そうです、勉強以外のことですね。
またサッカー部の顧問も継続しています。中学サッカー部の指導を始めて、サッカーの楽しさや厳しさはもちろんのこと、サッカーを通じて人として何が大切かということを伝えてきたつもりです。同時に、何とか大阪市3ブロック大会を突破して、大阪市中央大会に出場したいとも思い、指導を続けてきました。そして昨年は念願の3ブロック大会を突破し、大阪市中央大会にも出場することができました。このことにより、後輩部員たちが、その先輩を越えようと日々がんばってサッカーに取り組んでいます。また私も、次は大阪市中央大会でのベスト8に入り、次は府大会に出場したいという思いに変わってきました。
私は子どもたちが一生懸命頑張れるよう、サポートしていけたらと思い、勤務させていただいていますが、日々子どもたちから、そして保護者の方々から学ぶことが多いのが現状で、まだまだ未熟な自分がいます。これからも日々努力していこうと思います。
それでは卒業生の皆さんも、体には十分気を遣いながら、各方面で活躍することを心から願っております。また時間があれば、学校にお越し下さい。楽しみにお待ちしております。
社会科 富来 豪