追手門高等学校(茨木)24期卒業の元山桜会評議員 水内 潔さんが、大阪産業技術研究所にて永年に渡って行った「通電焼結を応用した金属基複合材料の高機能化」に関する一連の研究論文の内容が、極めて優秀であり、粉末冶金分野の技術の発展に多大の功績があったものと認められ、
令和4年5月24日付で、一般社団法人粉体粉末冶金協会より、研究功績賞(JSPM Award for Distinguished Achievements in Research)を受賞されました。
永年のご功績が広く認められたものと存じます。
卒業生一同、心よりお祝い申し上げたいと存じます。
※ 賞牌の写真をお送りいただきましたので掲載させて頂きます。
大学の教員になってからは、「平和研究」「国際協力論」「NGO/NPO論」「環境社会学」などの講義と「グローカル社会論」ゼミを担当しました。加えて、市民としてNGO活動にいっそう関わるようになり、今も「開発教育協会(DEAR:Development Education Association and Resource Centre)」顧問と「関西NGO協議会」監事を務めています。このところの活動の軸はSDGsです。
阪神淡路の地震のあとで「毎日国際ボランティア大学」が開催され、そのプログラムの一環としてビルマを訪れ、96年3月5日10~11時に、まだ自宅軟禁中だったアウンサンスーチーさんと会見し、その様子は4月3日の毎日新聞夕刊が一面を割いて詳しく報じてくれました。02年夏(8~9月)にはヨハネスブルグで行われた「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)」に参加しました。年末にはWSSDの成果の一つである「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)」の日本の組織ESD-Jの立ち上げにも関わりました。03年の秋には韓国大統領府で行われたESDのアジア会議に参加しました。