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【お詫びと訂正】山桜会報108号の誤植について

いつも山桜会報をご購読頂きありがとうございます。

さて、6/1付にて発行致しました「第108号山櫻會報」の次の記事におきまして、誤りがありました。

■9ページ 茨木中高ニュース&トピックス「女子サッカー部報告」に記載の茨木市長のお名前

(正)福岡市長

関係各位にご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。

広報委員長 竹林 真

 

第1回写真同好会 開催ご報告

高校17期嶋野氏が主催の「蛍の夕べ」が八尾の信貴山口近くで5月28日・29日・6月1日・4日の4日間夕暮れより行われました。天候にも恵まれ、各日50人から150人の方が集まられました。写真同好会第1回目として、蛍の撮影に挑みました。5時頃から、暗い部屋の中で150匹から200匹の蛍が入っている網越しに30秒露光で1ポーズ10枚程度で撮影しました。三脚を据えて何度も同じ位置で撮影しその画像を合成するとよさげな写真に成るとの事でやってみましたが、やはり屋外で乱舞するところを撮影し、もっと素晴らしい成果を考えたのですが、難しかったです。その間に外が明るいので、嶋野さんが敷地の中をガイドツアー(案内)をされていました。6時ごろから、能舞台でドローンを使って撮影された、桜満開の空撮映像やLIVEでの空撮の映写会が行われ、その後、ほたる研究家の先生のお話などがあり、やや暗くなりかけた頃に子供たち(親御さんも)にホタルを手渡しで配り、各自手のひらの指を上に翳すと、指先から飛び立つという方法で放流が行われました。皆さん大変喜ばれていましたが、まだまだ暗闇とは成っていないのと、人の数が多い事で、ほたる乱舞とは少し違ったかもしれません。その後皆さんが解散されてから8時頃、静まり返った能舞台の周りには、だんだんと乱舞し始めたホタルを見ることが出来ました。次回屋外での蛍の乱舞写真に挑戦したいと思っています。

写真同好会  藤原弘邦

 

 

「桜を見る会」のドローンによる空中撮影動画はこちらから。

 

水内 潔さん(茨高24期)研究功績賞受賞について

追手門高等学校(茨木)24期卒業の元山桜会評議員 水内 潔さんが、大阪産業技術研究所にて永年に渡って行った「通電焼結を応用した金属基複合材料の高機能化」に関する一連の研究論文の内容が、極めて優秀であり、粉末冶金分野の技術の発展に多大の功績があったものと認められ、
令和4年5月24日付で、一般社団法人粉体粉末冶金協会より、研究功績賞(JSPM Award for Distinguished Achievements in Research)を受賞されました。
永年のご功績が広く認められたものと存じます。
卒業生一同、心よりお祝い申し上げたいと存じます。
※ 賞牌の写真をお送りいただきましたので掲載させて頂きます。

粉末冶金・焼結:溶解・鋳造(溶かして固める)で造れない高融点金属を粉末にして、瀬戸物を焼くのと同じ要領で、炉の中でゆっくり焼き固める方法です

※(一社)粉体粉末冶金協会HP : https://www.jspm.or.jp/
(溶解・鋳造では造りにくい材料を焼結という手法をもって作製し、材料開発技術の発達・向上に寄与することを目的とする協会です。)

※大阪産業技術研究所 : 森ノ宮センターホームページ
(基礎研究と続けながら、その成果でもって、市内中小企業の技術支援を行う機関です)

第1回ワイン同好会開催のお知らせ(満席になりました)

(お詫び)
今回のワイン同好会はおかげさまで満席になりました。参加をご希望いただいておりました皆さまには大変申し訳ございませんが、キャンセル待ちしていただくか、ぜひ次回をご期待ください!
なお、同好会への入会受付は引き続き行っております。同好会開催の情報も早めにお届けできると思いますので、ぜひ今すぐご入会をお願いいたします。

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第1回ワイン同好会開催のお知らせ

ワイン同好会 部長 竹林 真(茨高23期)

みなさん、ワイン同好会へようこそ!ワイン初心者の方もプロ並みの方も一緒にワインを楽しみましょう!
ワイン同好会では2ヶ月に1度くらいのペースで、ワインについてのお勉強をしながらワインを楽しむというスタンスでやっていきたいと思っております。
あまり肩に力を入れずに始めたいと思いますが、酔っ払うだけでなく、せっかくなので毎回何かを発見していただければと思います。
今回は3つのことにチャレンジします。毎回少しずつ、ワインの知識を深めていきましょう!

今回、人気レストランの土曜日夜ということで8席しか確保できておりません。先着順(6/6現在の空席は残2席)での受付とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

1)抜栓(ばっせん)
皆さん、普段、ワインはどういうふうに抜栓されています?
ワインオープナーもいろんなタイプがあるし、ソムリエナイフもさまざまです。
まずは、かっこいい抜栓の仕方をお教えします。

2)テイスティング
そして、テイスティングとは?
白だと「白い花の香り」や「黄色いフルーツ」、「青リンゴの香り」、「ヴァニラ」、「火打ち石」など、赤だと「ラズベリー」、「杉の木」、「乾燥肉」、「血」、「森の下草」、「シナモン」など表現はいっぱいあります。
もともと葡萄なのですから他のフルーツや肉であるはずはありませんし、化学的な成分の混ざり合いで「〇〇みたいな香りがする」ということです。正解も間違いもありません。あまり難しく考えず、人それぞれの感覚で、美味しく感じていただければOKなのです。ソムリエ試験用のテイスティングシートを持っていきますので、当日は皆んなでテイスティングの体験をしてみたいと思います。

3)グラスの選び方
これもあまり難しく考えないで、いかに美味しく飲むか?を考えてみましょう。
選び方には合理的な理由があります。
自分のお気に入りのグラスで飲むのが一番美味しいですね。

開催日時:2022年6月25日(土)17:45集合(18:00開始)
場  所:il desiderio ORTAGGIO(イル デジデリオ オルタッジョ)
大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 12F
参加費用:5000円(税込)
対  象:山桜会員と20歳以上の家族の方、職員の方など、追手門学院関係者の方ならどなたでも。※ワイン同好会会員登録未了の方もご参加いただけます。

募集人数:8名(先着順)
参加申込締切:6月17日(金)17:00(8名に達し次第受付を終了させていただきます。)
※コース料理のため、集合時刻に遅れないようにお願いいたします。
※レストランの規定により、当日キャンセルの場合は参加費全額をお支払いいただきますので何卒ご了承ください。

当日の持ち物:
1)今回のテーマに合ったワイン(2000〜3000円程度)を酒屋さん等で1本選んでご持参ください。抜栓の練習をしますので、スクリューキャップではなく、また、蓋がプラスティックではなく鉛で覆われたものをご用意ください。
今回のテーマはイタリアです。イタリア全国、どの州のワインでも構いません。(年間予定ではフランス北部、ドイツ、NZとしておりましたが、抜栓練習の関係上、スクリューキャップが大半のNZ、ドイツが含まれている為、別の回とします。)
参加者が決まりましたら、人数によって赤白ロゼ泡などの担当を指定させていただきます。みんなでシェアして飲み比べましょう。
ご自分で選べない場合は竹林までお知らせください。お手伝いいたします。

2)お持ちであれば、ソムリエナイフ。(別タイプのワインオープナーでもいいですが、この機会にソムリエナイフの使い方を練習していただければと思います。1000円くらいで使いやすいダブルアクションのタイプを購入できます。)

3)もしお持ちであれば、マイグラス(割れないようなケース入り等)をご持参ください。※持ち運び用おすすめグラス:リーデル・オー
日本酒用っぽいですが、2個入りなのでワインの飲み比べ等に便利です。

・参加のお申し込みは、山桜会事務局または竹林までメールでお願いいたします。
また、お申し込み後の詳細の連絡は基本的にLINEグループで行います。可能であれば、お申し込み時にLINEのIDをお知らせください。

  竹林へメールで申し込む

 

当日のコース料理(例)

 

イタリアは全国でワインが産出されています。さて、どこを選びますか?

 

このソムリエナイフは1000円くらいでスーパーなどで買えますが、ダブルアクションタイプなので力の弱い女性でも扱いやすいです。

<再掲>木心庵『ホタルの夕べ』のご案内

 

高校17期の嶋野義夫さんから,令和4年5月29日(日)・6月4日(土)に開催される『ホタルの夕べ』の案内が届きました。
会場となる木心庵(もくしんあん)は、高安山や信貴山のふもとにある自然豊かな邸宅を改装した素敵な施設で、大阪市内からのアクセスも良好です。
なお、お問い合わせ、お申し込みは、添付資料に記載の連絡先宛に直接お願い致します。

山桜会会員対象の日程、駐車場の利用方法などで一部変更がございます。

詳しくはこちらをご覧ください。
ほたるの夕べ

木心庵・ガイドツアー

お申し込みがまだの方はこちらから。
令和4年ホタルの夕べ

当日駐車場のご案内

木心庵無料P

2022年度第1回 評議員会&講演会 報告

総務委員長 岩田恵人

新緑が鮮やかな4月23日(土)に2022年度第1回評議員会がZOOM開催され、42名の役員の皆様にご参加いただきました。会長挨拶、そして理事会・各委員会・山桜会の将来を考えるプロジェクトチームからの活動報告の後、今年度~2022年度年間計画および予算の説明が行われました。

今年度は、コロナ禍での新しい発想・工夫による活動、そして将来を見据えた山桜会の在り方について議論し創り上げていくことが基本方針として示されました。また、世代を超えた、共通の趣味を通じた新しい会員間の交流活動として発足した同好会についての説明も行われました。まずは10の同好会がスタートいたします。多くの会員の皆様にご参加いたただき、山桜会での親睦を楽しんでいただきたいと思っています。

休憩を挟んで、コロナウイルスの影響での生活が3年目を迎えるに当たって、評議員の皆様に心豊かに日々を過ごしていただくために、声楽家として活躍されている濱田彩子評議員(小学校113期)に「心と身体に効く呼吸法」と題して講演いただきました。呼吸法の理論説明の後、呼吸法についての実践も行われ、呼吸法により心と身体の健康を実感できる有益な講演会となりました。

2022年度も有意義で楽しさもある企画、運営を評議員の皆様ととともに進めていきます。今後とも皆様のご協力よろしくお願いいたします。

 

【山桜会】写真同好会開催のお知らせ

山桜会 役員 各位

第1回写真同好会を開催いたします。
木心庵『ホタルの夕べ』に参加して、ホタルの乱舞する写真などを撮影したいと思います。
同好会会員以外でも是非ご参加ください。
スマートフォン等での撮影も大歓迎。
参加のお申し込みは、山桜会事務局までご連絡ください。
(mail:office@yamazakurakai.com  FAX:06-6940-3482)

日時:5月29日(小雨決行)
16時現地集合
17 時~19 時 自由散策(18時から30分程ガイドツアー)
19 時~ ほたる放流

場所:木心庵
八尾市郡川6丁目225(近鉄信貴山口駅出口から徒歩約4分)
※木心庵については嶋野氏まで(TEL090-3615-1870・FAX072-923-4663
https://yamazakurakai.com/archives/22136.html

写真同好会部長
藤原弘邦(茨木高24期)090-7118-1370

 

第1回ランニング同好会開催のお知らせ

 

追手門学院校友会山桜会
第1回ランニング同好会開催のお知らせ

 

第1回ランニング同好会を下記のとおり開催いたします。

既にランニングを楽しんでいらっしゃる方、体形が少し気になって運動したいなあと思っている方など、どなた様も大大大歓迎です。だれでも楽しめるランニング同好会に少しでも関心のある方は、ふるってご参加ください。(出欠回答〆5月9日(月))

日時:令和4年5月15日(日) 午前10時00分

場所:大阪城公園駅下車 大阪城ホール前の噴水広場

服装:ランニングができる服装で

 

なお、メニューとしては、

1.ウォーミングアップ ジョグ 30分

アスリート組  1km=6分ペース

フィットネス組 1km=8分ペース

2.インターバルトレーニング 200mダッシュ(インターバルは200mジョグ)

アスリート組  8本 全力走の90%程度の力で

フィットネス組 4本 全力走の60%程度の力で

3.クールダウン ジョグ 1km(速足で歩くか極めてゆっくり走るくらいのスピードで)

を考えています。

 

大阪城公園駅近くに「ランニングベース大阪城」というランニングステーションがあり、

ロッカーおよびシャワーを1回600円で使用可能です。

ご利用をご検討ください。

https://runningbase.jp/

 

終了後に、自己紹介を兼ねたお食事会を企画したいと思っています。

 

以上

追手門学院校友会山桜会

ランニング同好会部長 林 裕悟

 

★お手数ですが、以下をコピペして、下記事務局アドレスまでメールでお送りください。

 

☆第1回ランニング同好会(5月15日(日)10:00~)に

 

□参 加

 

□不参加

 

☆自己紹介を兼ねたお食事会(5月15日(日)11:30~)に

 

□参 加

 

□不参加

 

氏名〔        〕

返信先 山桜会事務局

mail:office@yamazakurakai.com

FAX:06-6940-3482 TEL:06-6940-3481

山桜会インスタグラムを開設しました。

山桜会インスタグラムをオープンしました。ここでは、山桜会の委員会や同好会の情報、また、学校や恩師、在校生や卒業生に関するリアルタイムなシーンを担当スタッフからダイレクトに投稿していきます。
ご期待ください。

※最新情報は画面下のリンクボタンからご覧頂けます。

 

恩師のいま 〜 小椋 孝士先生(大手前中高)

大手前中高元教員 小椋孝士

グレタさん、近くは中村涼夏さん、若者たちから希望と元気をもらっている。退職後は、西行や芭蕉さんよろしく、あちこち放浪の旅を。そんなことを夢想していた。ところが、今は多忙な日々。
在職中、個性あふれる子ども達にめぐりあい、多くのことを学んだ。フレーベルは云う「さあ、子ども達のところへ行こうではないか」と。大人目線の価値観で、個性豊かな人格に対応することはできない。子ども達とのかかわりの中で、若い時に想定していた隠居生活とは、全く異なるものとなった。悪戦苦闘のストレスはあるものの、充実したご隠居さんの生活。吾は暗愚なれども、せっかく子ども達から学んだ方法論。これを活かさない愚は避けたい。愚か者には愚か者なりの、分に応じたそれなりの生き方があろう。それにしても、人生はあまりにも短い。生きている間にどれほどのことができるのか、全くわからない。しかし、子ども達からの賜りものを、何とか活かしたい。時間の許すかぎり、挑戦してみよう。

          78歳 2022年3月末。

 

恩師のいま 〜 岩﨑 裕保先生(大手前中高)

岩 﨑  裕 保  (大手前中高1976年4月~1991年3月 勤務、14期生)

大手前中高の英語教員になって、恩師の森敬繁先生と机を並べて仕事をするようになったことは嬉しくもあり身の引き締まる思いでした。在職中は、「文法をよく勉強しなさい」とアドヴァイスしてくださったり、「もっと読みなさい」と読み終えられたNEWSWEEK誌などを手渡してくださいました――僕の弱点をよくご存じで、やはり頭が上がりませんでした。晩年、ご自宅に招いて下さり、蔵書の中から「欲しいものを選びなさい、送るから」と言っていただいたことは、ほんとうに光栄でした。

初めて教えた高1(27期)生が、僕に”スナフキン”というニックネームをくれました。今でも大いに気に入ってます。81年3月には日本ユネスコ協会連盟のアジア研修プログラムに、学習院・筑波大付属・帝塚山学院の高校生と共に大手前のユネスコ部の学生も参加し、その引率でタイのスラムや難民キャンプを訪れました。追手門での最終日(3学期の終業式)には「もう一度授業を!」と高2(40期)生が集まってくれて、「最後の授業」の機会を得たことは忘れがたい思い出です。自責・自戒を覚えることもありましたが、意味ある15年を学生諸君と分かち合えました。

大学の教員になってからは、「平和研究」「国際協力論」「NGO/NPO論」「環境社会学」などの講義と「グローカル社会論」ゼミを担当しました。加えて、市民としてNGO活動にいっそう関わるようになり、今も「開発教育協会(DEAR:Development Education Association and Resource Centre)」顧問と「関西NGO協議会」監事を務めています。このところの活動の軸はSDGsです。

環境・人権・平和・開発などのグローバル・イシューを学習に取り入れる「開発教育」に1980年代末頃に出会い、京都の修学院にある関西セミナーハウスでの「開発教育研究会」に参加し、やがて運営を担うようになりました――このグループでまとめて出版した教材集は4冊(『新しい開発教育のすすめ方』Ⅰ・Ⅱ古今書院、『身近なことから世界と私を考える授業』Ⅰ・Ⅱ明石書店)あります。その後、東京に事務局がある全国組織の開発教育協会の役を担うようになり、08~13年度は代表理事を務めました。また、「とよなか国際交流協会」の評議員・理事を務めたり、途上国からの研修生を受け入れるJICAのプログラムの講師を務めた時期もありました。

阪神淡路の地震のあとで「毎日国際ボランティア大学」が開催され、そのプログラムの一環としてビルマを訪れ、96年3月5日10~11時に、まだ自宅軟禁中だったアウンサンスーチーさんと会見し、その様子は4月3日の毎日新聞夕刊が一面を割いて詳しく報じてくれました。02年夏(8~9月)にはヨハネスブルグで行われた「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)」に参加しました。年末にはWSSDの成果の一つである「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)」の日本の組織ESD-Jの立ち上げにも関わりました。03年の秋には韓国大統領府で行われたESDのアジア会議に参加しました。

そのほか、アメリカ・カナダの開発教育の調査、マーシャル諸島での核被害などの調査、学生や教員を引率してのニュージーランドや英国での研修や調査、オランダや英国でおこなわれた「欧州グローバル教育会議」への招聘参加、日独文化交流150周年記念のプログラム参加と交流、そしてブータンやネパールなどへのスタディ・ツアーなど、国外での多くの活動がありました。追手門の夏休みの研修の引率でニュージーランドに行ったこともきっかけとなり、人生の後半にはニュージーランドの人びととの交流が多くなり、とても刺激を受けています。特に、非核ニュージーランドの思索と実践には学ぶべきものが多く、また穏やかで自律的な暮らしぶりもステキです。研究者だけでなく関心のある人なら入会できる「ニュージーランド学会」の設立にも関わりました。

国内では沖縄から北海道まで各地でさまざまな人たちと出会い、語り合い、分かち合ってこられたのは、とてもありがたい経験となっています。札幌でアイヌの人たちと一緒におこなったワークショップや、小豆島でのフィールド・スタディーズ、今立(現越前市)での和紙を軸にした研修などは思い出深いものです。グローバルとローカルは別のものではなく繋がっているという認識が、僕にとってはとても重要です。

こうした接触・交流を通して、『地球市民教育のすすめ方:ワールド・スタディーズ・ワークブック』(明石書店)、『非核と先住民族の独立をめざして:太平洋の女性たちの証言』(現代人文社)、『グローバル・ティーチャーの理論と実践:英国の大学とNGOによる教員養成と開発教育の試み』(明石書店)などの翻訳本を出すことができました。また、共著ですが『地域から描くこれからの開発教育』(新評論)、『開発教育:持続可能な世界のために』(学文社)、『環境教育と開発教育:ポスト2015のESDへ』(筑波書房)なども出版しました。

数年前には『花森安治と「暮しの手帖」』(小学館)を友人といっしょに上梓しました――『暮しの手帖』は小学校のころから親しんでいる雑誌です。定年退職後は奈良の町中に転居しました。この5年ほどは、自分で生豆を焙煎してコーヒーを淹れる毎日です。

 

恩師のいま 〜 山口 優先生(茨木中高)

山口 優(茨木中高 情報科)

卒業生の皆さん、お元気でご活躍のことと思います。私は今年、教員生活19年目(追手門学院中・高では16年目)をむかえ、毎日楽しく授業をし、充実した日々を送っています。2019年度より、慣れ親しんだ安威の地から東へ少し移動した太田東芝町に新校舎が建設され新たな追手門学院の歴史がスタートしました。私は現在、この新キャンパス1期生にあたる高校70期の学年主任として奮闘しております。(この原稿を書いている2022年3月中旬は、無事に3月1日に高校卒業式を終え、少しホッとしている時です。)

私の追手門での教員生活は、57期高2総合理系の副担任から始まり、57期高3総合理系、60期総合文理、63期Ⅱ類文系、64期スポーツ、67期スポーツの担任をさせていただきました。63期を除き全てが「3年間持ち上がりでの担任」という幸せな担任生活でした。当時はまだまだ若く、経験も浅いため多くの失敗をしてきました。今振り返ると恥ずかしい事ばかりで思い出すのも抵抗がありますが・・・(笑)。それでも、生徒・保護者の温かい理解や、先輩の諸先生方の丁寧なご支援、ご指導もあり何とか少しずつではありますが教員として成長してくることができました。どの期にも思い入れが強く、皆さんと過ごした日々は今でも鮮明に覚えています。皆さんは覚えていますか? 2学期途中から担任代理としてクラスを受け持ち、3学期最後のHRで皆さんに強いメッセージを残してお別れしたのに、4月の担任発表で再びそのクラスの正式担任になったこと(57期)。安威祭期間中にベランダに壮大なミニ四駆のコースを段ボールで作成し遊んでいたこと(57期)。「追大講座」という授業を担当の先生と喧嘩しながら1年間頑張って受講したこと(60期)。車椅子のクラスメイトも一緒に参加し絆を深めた歓送球技大会のこと(63期)。日々の授業状況チェックの為、ベランダからこっそり授業見学していたこと(64期)。クラブのミーティングになぜか担任の私も入って一緒に悩んだこと(67期)。皆さんと一緒に過ごした日々が本当に懐かしいです。

担任というある意味「一国一城の主」で過ごしてきた私でしたが、70期生の1年次より学年主任として3年間過ごし、現在に至ります。私自身、マネジメントや協調性に大きな課題を抱えたままの学年主任としてのスタートでした。何を頼りにしていけばいいのか?大きな不安の中、私を助けてくれたのは、やはり担任として過ごす中でずっと見てきた学年主任の先生方の姿でした。神谷 健先生からは「先読みの大切さ、指導計画の重要性」、阪本 龍夫先生からは「傾聴する大切さ、思考の重要性」、下川原 真紀先生からは「親目線の大切さ、家庭の教育観への理解」・・・等、多くの先輩学年主任から学んだことを必死でまねて3年間を過ごしてきました。学年主任としての3年間の初サイクルは終わりましたが、大切なのは「次のサイクルへ向け、どのようにこの経験を活かすか」だと強く感じています。

まだまだ長く続く教員生活の折り返しにも達していない私ですが、これからも追手門学院のため、卒業生の皆さまがいつまでも誇れる「母校」であるため、精進してまいります。

 

第64回東京山桜会総会 ご報告

第64回東京山桜会総会

令和3年11月27日(土)銀座ライオンクラシックホール(銀座7丁目ビル)に於いて、東京山桜会総会が参加者48名で盛大に行われました。関西から16名の参加を頂き、コロナ禍の中で本当に感謝です。手の消毒にマスクを着用して皆様和やかに久しぶりの集まりに感激されていました。各々の顔ぶれを見て学生時代に戻って笑顔が絶えませんでした。中々集まることが無い状況で開会できたことは本当に幸運です。美味しい食事に舌鼓を打ち森口先輩の美しいピアノ演奏に癒され紳士淑女の礼儀正しさに追手門育ちの誇りを感じます。追手門学院の各校の近況報告を聞き、現下の大変な状況を乗り越え生徒達に教育実施されている先生方のご尽力に深く感謝申し上げます。大手前中・高本館6階の大阪城スクエアの一角に自習室の大手前アカデメイアが開設され、生徒達が毎日窓から錦城大阪城を眺めながら最長午後8時まで自学自習に励むことができるのは、学力向上の為にとても良いことと思います。ロボットサイエンス部、サッカー部、硬式野球部、吹奏楽部、高校英語スピーチコンテスト優勝(本校初)など運動部、文化部各々追手門学院破竹の勢いの大活躍にともない追手門学院は大人気で、入学応募人数が増えていて好調だそうです。

また、今年の総会には同学年卒が13人ご出席され、毎年同窓会も兼ねて、百名城を目標に旅行しており、既に86城行っている方々のお話を伺い、大いに盛り上がりました。

偕行社校歌、追手門学院校歌を合唱し、楽しい一時を過ごした会員達は、それぞれ家路にたどりつくのでした。

佐伯文子(大手前中高19期)

 

濱田彩子さん(小113期)公演のお知らせ

【家族で愉しむオーケストラの美術館】
〜春休み、子供達よ未来へ!〜
 

ザ・シンフォニーホールでにて

パパやママ、おじいちゃん、お婆ちゃんと小さなお子様と一緒にコンサートを楽しめる、子供向けのコンサートに出演させて頂くこととなりました。

感性の一番敏感で豊かな時期に最高の環境(ホール)で本物のオーケストラとアーティストの真剣な演奏姿をご家族と楽しんで頂く場をお届けして、コロナ禍で閉じこもってしまっていた【感性】を解き放ち、これからの感性の成長の糧にして頂きたいと思っております。

このコンサートにて、メゾソプラノ歌手として出演いたします。

私以外にも素晴らしいソリストの皆様方も出演されて、目も耳も楽しめるひとときになるのではと思います。

お子様だけで無く、大人でも楽しめるプログラムとなっておりますので、是非お越し下さい。

 

A席4000円(大学生から大人まで)

B席2000円(中高生)

未就学児童から小学生までは100円です。

チケットのご予約は

gimno315@gmail.comにご連絡頂くか

 

⤴︎こちらのフォームよりお願いいたします。

 

田中美香(茨木高31期)さん コンサート開催のお知らせ

来月、3月12日(土)15時30分から、台東区立旧東京音楽学校奏楽堂(重要文化財)にて「日本の調べin奏楽堂」を開催します。

江戸時代、上方で作曲された地歌箏曲「松竹梅」から平成初めの大ヒット歌謡「川の流れのように」まで名曲を、和楽器、洋楽器、声楽による演奏で、お楽しみいただきます。

入場料は、2500円、18歳以下は、500円
後援  台東区、東京藝術大学音楽学部同声会、公益社団法人日本演奏連盟

詳細は、添付チラシをご覧ください。
よろしくお願いいたします。

田中美香(茨木高31期)

 

東京山桜会新年会 中止のお知らせ

【東京山桜会新年会 中止のお知らせ】

2月11日(金-祝)に開催を予定しておりました東京山桜会新年会は、新型コロナウイルスの拡大状況と皆様の健康や安全面を最優先し、やむなく中止することといたしました。何卒、ご理解賜りますようお願い申しあげます。
コロナ禍で大変厳しい状況が続いておりますが、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。

東京山桜会
会長 山根 雅昭

【速報】第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 準々決勝進出

速報でお知らせいたします。

高校(茨木)女子サッカー部は、第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会にて、昨日の1回戦で北海道大谷室蘭高校を3対2、本日行われた2回戦で聖カピタニオ女子高校を同点PK戦で破り、準々決勝に進出しました。

準々決勝では1月6日(木)13:45から、三木総合防災公園陸上競技場で強豪、藤枝順心高校と対戦します。(無観客試合)
ライブ配信
https://sportsbull.jp/live/joshisoccer/

詳しくは大会ホームページをご覧ください。
http://www.jfa.jp/match/highschool_womens_2021/team_detail/20.html

高校女子サッカー部 全日本高校選手権大会出場!

みんなで応援に行こう!  

30 回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

 

高校女子サッカー部(茨木)2022年1日より開催され 30 回全日本高等学校女子サッカー選手権大会に近畿の代表として出場いたします。

1回戦は、競技会場での応援ができますので、できるだけ多くの方に現地で応援いただきたく、下記のとおりご案内させていただきますなお、2回戦準々決勝進出の場合は無観客試合で行われるため、現地での応援はできませんので、ご了承ください。

              記

   令和年(2022 年)1月 3日()  対 大谷室蘭高校(北海道) 

      キックオフ 10:30

   淡路島 五色台運動公園

入場料  無料

   試合中は寒くなりますので、ダウンウェア等暖かい服装を着込んだり、カイロを持参したりしてください。

応援について注意事項

 (1)容認される応援

  ①横断幕掲出

  ②拍手手拍子

  ③タオルマフラーゲートフラッグ等を掲げる振る回す

  ④鳴り物(太鼓·応援ハリセン等)の使用

  ⑤大旗を含むフラッグの掲出、旗を振る行為

(2)禁止される行為

  ①声を出す応援  指笛、チャント、ブーイング、トラメガ、メガホン、

トランペットなど道具·楽器の使用

  ②メガホンの使用

  ③人と接触する応援  ハイタッチ、肩組みなど

  ④密を作る応援  観客がいる席でのビッグフラッグ掲出

  ※ただし、観客がいない席に掲出する場合は容認される

お正月休みのため交通渋滞も予想されますので、余裕をもってお出かけください

                                 以上

【にし家】様 のれん会クーポン特典内容の訂正について

さて、今般のれん会メンバーの『にし家』様のご厚意で、山桜会会員への利用特典について以下の通り変更のお知らせを頂いておりましたが、既に山桜会報と同時にお送りしております『のれん会クーポン』につきましては、編集の過程で変更された内容が反映できておりませんでした。お詫び申し上げますとともに、あらためてお知らせいたします。ご利用の際にはクーポンをご持参の上、お店の方にこの画面をご提示ください。

広報委員会委員長 竹林 真

【特典変更について】

コロナウィルス感染症の影響の中、現在クーポンで提供しているお鍋の利用がしにくいと感じ、下記内容に変更いたします。

ご飲食代金 10%OFF
※合計5,000円以上のご飲食でご利用いただけます
※本券1枚につき4名様までご利用いただけます。

以上